マルチタスクの弊害
どうも、うしわかです。
この記事では「マルチタスク」について解説していきます。結論から言っておくと「マルチタスクをしていては、ネットビジネスだけでなく全てが上手くいかない。」ということです。
もしあなたが今「やる気が起きない」「モチベーションが続かない」また「ネットでまともな収益を上げられていない」という場合は、まずは日常での「マルチタスク」をやめることが何より最優先です。ネットビジネスで稼げない人の大半は「マルチタスク」をやっているからです。
「マルチタスク」をやっていては、いつまで経っても成功することはできません。特に副業の場合は、限られた時間で成功しなければなりません。そんな時にマルチタスクをやっていては絶対に成功はあり得ません。むしろ、自ら貴重な時間を無駄にし、成功からドンドン遠ざかってしまいます。

そんな結論に至った理由を今から話していきます。
ちなみに、僕は元々マルチタスクのプロでした。仕事をする時も片手間でスマホの育成ゲームをやったり、ユーチューバーの動画を再生しながら作業したりと、何をやるにしてもマルチタスクでやっていました。それで良いと思っていましたし、何より効率的で「気持ち良い〜!」って思ってました笑(上記画像参照)
ですが、ネットビジネスの報酬画面は『0』のままでした。それからほぼ放置で年収3000万稼ぐアフィリエイターに出会い、マルチタスクがいかに愚かなことか気付かされて、シングルタスクをするようにしたところ、21歳でネット収入月100万円や安定して親以上の収入を得られるようになりました。
この記事では、そんな僕が「一体、マルチタスクとはどういうものなのか?なぜやってはいけないのか?」について根掘り葉掘りお話ししていきます。
マルチタスクって?
あなたは「マルチタスク」について、どんなイメージを持っていますか?それぞれ異なるイメージを持っていると思いますが「仕事がいっぱい出来てカッコ良い!」とか「同時に色んなことを進行して効率的!」といったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
ですが、僕は全く違うイメージを持っています。
マルチタスク=集中できていない状態。適当。非効率。
といったイメージです。誤解を恐れずに言うと、マルチタスクで仕事する人は「片手間(マルチタスク)で出来るレベルの仕事をしているんだな。」とすら思ってしまいます。
なぜなら、どの業界でも一流の成功者ほど「シングルタスク」を徹底しているからです。
例えば、野球界の一流の成功者「イチロー選手」。一流の選手のイチローがバッターボックスで、イヤホン付けてB’zの歌聞きながらバット振ったりしますかね?絶対にしませんよね。ですが、マルチタスクで仕事をするというのはこれと同じことをしているのです。
ネットビジネスなら、PCの前に座った時点でそこはすでに僕らのバッターボックスな訳です。そこでスマホしながら作業したりするのは、イチローが音楽聴きながらバット振るのと同じことなのです。
こういうことを言うと「イチローはプロであれが仕事なんだからそんな非常識であり得ない例え出されても・・」という方がいますが、ネットビジネスも立派な仕事ですし、趣味とかそんな程度の意識で取り組むならギャンブルの方が儲かります。というか、イチローと同じくらいの意識を持ってネットビジネスしたら確実に成功すると思いませんか?
とちょっと話がずれたので戻しますが、マルチタスクで出来る仕事は誰でも出来る仕事だということです。これは仕事自体が誰でも出来るものということではなくて、マルチタスクで出す結果では誰でも出来る仕事に成り下がるという意味です。
要するに、何が言いたいかというと「マルチタスクで作業すれば絶対に質、パフォーマンスは下がる。」ということです。これは科学的にも証明されています。
シングルタスクVSマルチタスクの実験
シングルタスクとマルチタスクについて研究した実験があります。どういうものかというと、10人の学生を集めて、半分にグループ分けします。そして、それぞれのグループに「足し算、引き算、掛け算、割り算」の式を解いてもらうというもので、違うのは問題を解く順番です。
グループAは足し算、引き算、掛け算、割り算をそれぞれ5問をランダムにやる。 (マルチタスク)
グループBは足し算、引き算、掛け算、割り算をそれぞれ5問を順番にやる。 (シングルタスク)
という実験ですが、結果は”必ずグループBの方が早く終わる”ということです。アメリカの心理学会の研究でマルチタスクの方がどうしても40%ほど遅くなるというもの。
理由は足し算の時は足し算以外を考えなくて良いし、足し算が終われば足し算のことは忘れても良い、引き算の時は引き算以外を考えなくても良い、引き算が終わったら引き算のことを忘れても良い。。。という風に脳にかかる負担も軽く、1つの計算式が終われば終わるほどドンドン軽くなるからです。逆にグループAはずっと負荷がかかり続けだんだんと効率が落ちていきます。
イメージ的にグループBは、スマホにアプリが複数起動されていて、1つずつアプリをシャットダウンしていって処理速度が上がる感じです。
ザイガルニック効果
また、ザイガルニック効果というものがあります。これは「人は目標が達成されていない未完了の課題についての記憶は、完了した課題についての記憶に比べて思い出しやすい」というものです。
つまり、半端なものは思い出しやすく、常に頭を過るということ。僕は学生時代に彼女と帰り道の曲がり角で別れ際に雰囲気に飲まれファーストキスしようとしていたところを、偶然通りかかった友人に邪魔されできなかったことがあります。なので、ドラマのキスシーンなんかを見るとすぐにそのことが頭を過ぎります。
一般的にはツァイガルニク効果と呼ばれ、テレビドラマが良いところでCMに切り替わったり、アニメの次回予告など様々なところで使われていたりします。

この2つから分かることは「マルチタスク」というのは常に脳内でエネルギーが消費されている状態にあるということです。スマホでいう裏でアプリがいくつも起動されていて、ドンドン充電を奪われているような状態で肝心な時には充電がほぼ0といった状態になるのです。
マルチタスク加速ユニット
そして、さらに恐ろしいことにそんなマルチタスクを加速させてしまうものがあります。それが、、、
「自分の余分な思考」と「外部からの刺激」
これを「マルチタスク加速ユニット」と呼びます。
「自分の余分な思考」とは、例えば、仕事中に「今日の夜ご飯は何が良いかな~」とか仕事や作業に全く関係のないことを考えてしまうことです。
「外部からの刺激」とは、例えば、作業中にスマホが「ピコンッ!」となって、「誰かから連絡が来たのか?」と気になって仕方なくなることや「目の前にある漫画が目に入って、続きが気になってつい読んでしまう」といったことです。
これらのマルチタスク加速ユニットによってマルチタスクを作動させてしまうと、作業効率・生産性は落ちてしまいます。さらに、マルチタスクは身体的にもものすごいストレス負荷がかかり、最悪の場合、マルチタスクの弊害が理解できず、イライラして大事な人に当たってしまったりすることです。
日々に革命を起こす「シングルタスク」
マルチタスクによってビジネスが上手くいかないとかだけでなく、人間関係の崩壊を招くことにもなる。これが一番最悪です。そうならないためにも、マルチタスクは早急にやめるべきです。マルチタスクをやめ、シングルタスクで日々のタスクをこなしていく必要があります。
シングルタスクであれば、確実に今より作業効率・生産性も上がり、限られた時間内でしっかりと質の高い作業ができます。例えば、僕の場合はマルチタスクで3時間かけてやっていた簡単な記事作成の作業を、シングルタスクにしてからは45分で終わらせられるようになりました。「効率的」といった言葉が好きな人こそシングルタスクを徹底するべきです。
その為にもまずは、1日に1時間のシングルタスクタイムを作ることを目標にしてください。なぜなら、そもそも24時間をシングルタスクにすることは無理です。それにいきなり何時間もシングルタスクというのは、集中力的にも厳しいです。
それで挫折してマルチタスクに逆戻りするよりかは、できるだけハードルを低く設けて、まずは習慣化すると共にシングルタスクの効果を実感するためです。まずは、1日に1時間のシングルタスクタイムを作ることを目標にしていきましょう。
では、どうやって1日に1時間のシングルタスクタイムを作るのか?ですが、シングルタスクをするには、その前にマルチタスクを破壊する必要があります。なぜなら、マルチタスクを破壊すれば必然的にシングルタスクになるからです。
マルチタスクを破壊するには、マルチタスクを加速させる「自分の余分な思考」と「外部からの刺激」の2つを主に対策して行きます。
そこでプロマルチタスカーだった僕が、実際に1日1時間以上のシングルタスクタイムを設けることに成功した「マルチタスク破壊プロセス」を紹介します。
1.作業する場所を整える(外部からの刺激対策)
2.タイマーを設定しシングルタスクを開始
3.ポストイットに頭を過る思考を随時吐き出す(自分の余分な思考対策)
1.作業する場所を整える(外部からの刺激対策)
まず、外部からの刺激を対策するために、作業する場所の環境を整えて外部からの刺激をなくしていきます。例えば、僕の場合は机の上の不要なものは全て片付けて、MacBookProとペンとポストイットとタイマーしか置いていません。
これがもし、仮にスマホを置いていたりすれば「ピコンッ!」と通知がきた際に気になって仕方なくなります。=マルチタスクになりエネルギーを消費してしまうということに繋がります。だから、できるだけ必要な物以外置かない、作業に関係のない物を置かないようにしましょう。
あと、PC内でも自分の作業に必要なサイトやソフト以外も開かない方が良いです。裏や別タブでYouTubeなんか開いていたりすると、ふと目に入った時に一気にエネルギーを持っていかれます。だから、PC内も必要最低限にして刺激を減らしましょう。
2.タイマーを設定しシングルタスクを開始
外部からの刺激を対策し、環境が整ったら、タイマーで1時間を設定しシングルタスクを開始していきます。この際は、スマホのタイマーやアプリではなく、必ずタイマーを使用します。スマホを使ってしまっては、外部からの刺激を受けてしまうので意味がなくなります。
キッチンタイマーなど持っていない場合は、100均で買えるので買うことをオススメします。「どんなタイマーが良いか分からない」とか「せっかくだからうしわかさんと同じタイマーを使って、一緒に頑張りたい」という場合はオススメのタイマーはこの記事の最後に載せておくから見てみて下さい!
3.余分な思考が頭を過ったらポストイットに書き出す(自分の余分な思考対策)
上記の1.2のステップに沿ってシングルタスクを遂行していけば、外部からの刺激もかなり減り順調にいけると思うがあらかじめどうしても対策しきれないものがあります。
それが「自分の余分な思考(内部からの刺激)」。
これは急に出てくるのであらかじめ対策ができません。だから、その都度その都度対処する必要があるのです。その為の方法として、余分な思考が頭を過ったらポストイットに書き出すこと。ちなみにこのポストイットに書き出すことを「パーキングロット」と言います。
例えば、作業中に空腹を感じて「腹減ったな~そういや今日の晩御飯何にしようかな~」とふと思い、作業の途中でちょっとひと段落ついた時に、飲食店を調べたり、レシピを調べたりして、気づけば1時間経っていたといった経験はありませんか?もしくは、「晩御飯が気になって仕方なくなる」みたいな。(僕はどちらもあります笑)
これもマルチタスクの1つで、脳内の裏で「晩御飯について考えるアプリ」が起動されているようなものです。
だから、アプリを起動させないために頭を過ったらパーキングロット。「腹減ったな~そういや今日の晩御飯何にしようかな~」と過ったら、「晩御飯何にしよう?」とポストイットに書き出す。そうして自分が何を思っているかを認識します。
人は認識できないものに恐怖や不安を感じます。だから、視認できない幽霊が怖いと思うのです。恐怖や不安といった感情はエネルギーを消費し、IQを下げます。その為、パーキングロットをして認識することで恐怖や不安といった感情でのエネルギー消費を無くします。
こうして、自分の余分な思考を対処して、シングルタスクの邪魔をさせないようにしていきます。
マルチタスクについてのまとめ
最後に今回の記事のまとめについて書きます。
大半の人がマルチタスクをやって時間を無駄にしている中、この記事に書いてある内容を理解して実践すれば、時間を無駄にすることなく最短距離で成功を掴めると思いますので、是非実践してみて下さい。
以下がこの記事でお伝えして重要な部分です。
・ネットビジネスで稼げない人ほど「マルチタスク」をやっている
・ほぼ放置で年収3000万アフィリエイターは「シングルタスク」を徹底していた
・マルチタスクをやめて、シングルタスクにしたら収入が上がり、集中力、やる気も上昇した
・シングルタスクVSマルチタスクの実験
・「自分の余分な思考」と「外部からの刺激」のマルチタスク加速ユニットがヤバい
・全ては「シングルタスク」で改善
・シングルタスクを行うプロセスは以下の3ステップ
1.作業する場所を整える(外部からの刺激対策)
2.タイマーを設定しシングルタスクを開始
3.ポストイットに頭を過る思考を随時吐き出す(自分の余分な思考対策)
・・・いかがだったでしょうか?ネットで稼げていない方からしても、驚くような内容ではなかったかもしれませんが、当たり前のことを徹底するだけでこんなにも変わるのかと改めて認識できたのではないでしょうか。
特に「副業」で限られた時間で、ネットビジネスで成功しようと思うなら、徹底的にマルチタスクを破壊し、シングルタスクで短い時間で作業効率を追い求める必要があります。絶対条件といっても過言では無い。
マルチタスクをしていては、作業効率は激減するし、生産性もなくなります。何より少ない時間を安売りするようなものです。だから、ネットビジネスで成功したいなら、アフィリエイトだろうと物販だろうとマルチタスクは絶対にやめて欲しいなと思います。
例外
ただ、1つだけ例外があります。
それは「インプットの際は多少のマルチタスクはOK」ということです。
インプットする際は多少マルチタスクでもOKです。例えば「電車で移動しながら、オーディオ学習」とか「本を読みながら、思いついたアイデアをポストイットにメモ」などはOKです。ですが、それ以外は基本的にマルチタスクは禁止です。特にアウトプット、作業をする際は絶対に禁止。
これができるだけでもかなり作業も継続できるだろうし、作業効率・生産性も上がり、時間も大幅に短縮できるはずです。
今日から「マルチタスク=カッコ良い」ではなく、「マルチタスク=ダサい」と考えていきましょう。
「シングルタスク=最低限の労力で最高のパフォーマンスを引き出すツール」です。
では、最後に、僕がオススメする「タイマー」と「ポストイット」+マルチタスクを表した日本のことわざを紹介してこの記事を締めくくりたいと思います。
まず、「タイマー」はこれがオススメ。

実際に僕も使っていてネットで年収3000万をほぼ放置で稼ぐ僕のメンターから紹介されたものです。10台ほど試したがこれが最強とのこと。実際に会った時も持参していて、しっかりと年季が入っていました笑
続いて、ポストイットはこれ。

ポストイット 付箋 ノート 超徳用 75x75mm 450枚 パステル CP-33SE
ポストイットに関しては、僕自身、シンプルなものから下線の入ったもの、おしゃれなものまでいろいろ試しているが、結局カラフルでシンプルなこれが一番良いと思います。なにより、コスパが一番良いです。(たぶん100均より安い)
では、最後にマルチタスクを表した、日本のことわざです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
では、ここまでお読み頂きありがとうございました!シングルタスク最高!!
また、何か質問や感想等ありましたら、コチラからお問い合わせください。24時間以内に確認させていただきます。
うしわか
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